【北京共同】中国と北朝鮮のメディアが日本を批判する論評で、新たな「軍国主義」に立とうとしているとする表現を今年1月の同時期に使い始めていたことが確認された。戦略的連携を強める中朝が対日批判の宣伝戦を同時に展開し、国際世論への影響力拡大を図り共闘している形だ。
台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁に反発する中国側の主導だとの見方がある。中国は日本の防衛力強化を「新型軍国主義」と非難。ロシアやパキスタン、モンゴルなど周辺国にも浸透を図り、対日圧力を強めている。日本政府は不当な主張だと反論している。
中国では1月9日付の中国共産党機関紙、人民日報が「新型軍国主義は日本を再び深淵に引き込む」と主張した。習近平指導部の対外認識を示すとされる、ペンネーム「鐘声」の署名論評で、中国専門家によると鐘声がこの表現を使ったのは初めてとみられている。
北朝鮮側は同11日付の党機関紙、労働新聞が掲載した論評が初めて「新軍国主義」に言及し、日本の安全保障関連3文書改定に向けた動きなどを批判した。








