リニア中央新幹線の名古屋駅を地下に建設するため、JR東海が東海道新幹線名古屋駅(名古屋市)の真下で掘削を進めている。地下約30メートルにホーム2面と線路4線などを造る計画。新幹線の運行を継続しながら実施される、リニア建設の中でも難工事の一つで、影響を出さないよう慎重に作業している。

JR名古屋駅の地下で進められるリニア中央新幹線名古屋駅の建設工事=4月
 

 東西に約900メートル、最大幅は南北約60メートルとなるリニア名古屋駅。五つの工区に分けて建設工事が行われており、東海道新幹線の駅の下に位置する部分は「中央西工区」と呼ばれる。

東海道新幹線名古屋駅の地下で進められるリニア中央新幹線名古屋駅の建設工事=4月
 

 新幹線の駅はレールやホームが高架橋の上に乗る構造。その下を掘削する場合、地中にある高架橋柱の基礎部分が支障となるため撤去する必要が...