文部科学省=東京・霞が関

 文部科学省は18日、全国の公立学校を対象にした2025年度英語教育実施状況調査で、中学3年で英検3級相当以上の英語力がある生徒が54・6%(前年度比2・2ポイント増)に上ったと発表した。高校3年で英検準2級相当以上は52・4%(同0・8ポイント増)だった。教育振興基本計画は、27年度までにいずれも60%以上にすることを目標としている。

 中3の英検3級相当以上の割合は、都道府県・政令指定都市別で高い順にさいたま市88・9%、福井県84・6%、横浜市71・6%。高3の英検準2級相当以上の割合は、都道府県別で東京都62・4%、福井県60・7%、富山県60・1%だった。一方で40%を切る自治体もあり、担当者は「良い取り組みを共有していきたい」としている。

 この他、高3で英検2級相当以上だったのは前年度より2・7ポイント増の23・9%となった。生徒の英語力向上に何が影響したかを調べると、授業外の外国語指導助手(ALT)との交流が比較的強い相関を示した。