愛知県弥富市発注工事で、建設業者に設計金額などの秘密情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反と公競売入札妨害の罪に問われた前市建設部長立石隆信被告(55)=懲戒免職、同市=の判決で、名古屋地裁は23日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。起訴内容を認めていた。
梅沢利昭裁判官は判決理由で、関与した3件のうち1件は、予定価格が6億円を超える入札で「公正が害された程度は大きい」と指摘。入札不調となり、上司からの評価が下がることを避けたいといった動機に酌むべき点はないとした。
判決などによると、市発注の3件の工事の入札で建設業者に秘密にすべき設計金額などを漏えいし、予定価格に近い金額で落札させた。







