2026年6月26日
KDDI株式会社
京セラ株式会社

KDDI株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松田 浩路、以下 KDDI)と京セラ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:作島 史朗、以下 京セラ)は、「ミリ波エリアを飛躍的に拡大する無線中継技術の開発と実用化」の取り組みに対し、2026年6月25日に一般社団法人電波産業会(ARIB)主催の「第37回(2026年度)電波功績賞総務大臣表彰」を受賞したことをお知らせします。

このたびの受賞は、5Gの高度化および6G時代を見据えたミリ波通信において、通信エリアを効率的に拡大する無線中継技術を世界で初めて開発・実用化した取り組みが評価されたものです。

「電波功績賞」は、電波の有効利用や新たな電波利用システムの実用化に顕著な功績を挙げた個人・団体を表彰するものです。

 

表彰式の様子



左:ミリ波中継器、右:実用化したミリ波中継器

 

 

ミリ波は高速・大容量通信に適する一方、遮蔽物の影響を受けやすく通信エリアが限定される課題があります。両社はこの課題に対し、中継器に備えた複数のアンテナのドナー面(受信機能)とサービス面(送信機能)を切り替えて自律的に最適な中継ルートを選択する無線中継技術を世界で初めて実現しました(注)。

これにより、ミリ波通信の普及に向けた課題を克服し、ミリ波エリアを飛躍的に拡大させ、電波の有効利用および高速通信環境の実用化に大きく貢献しました。

両社は今後も5Gの高度化技術の拡大・普及に取り組み、高品質な通信サービスの提供とお客さまの利便性向上に取り組みます。

 

 

従来技術と本技術の比較

 

中継ルートの最適化

 

 

 

KDDI株式会社 執行役員 コア技術統括本部 ネットワーク開発本部長 佐藤 達生のコメント 

このたび、京セラさまと共同で進めたミリ波エリアを飛躍的に拡大する無線中継技術の開発と実用化に対し、総務大臣賞をいただいたことを大変光栄に思います。

今後は総務省さまをはじめ、他事業者やデバイスメーカーの皆さまと一丸となり、ミリ波対応機種のラインアップ拡充を含めたミリ波の普及をさらに加速させ、日本のデジタルインフラの発展に貢献してまいります。

 

京セラ株式会社 無線ネットワーク開発統括部 統括部長 塙 英治のコメント

このたび、KDDIさまと共同で進めてきたミリ波無線中継技術の取り組みが、電波功績賞 総務大臣表彰を受賞できましたことを大変光栄に思います。

京セラは、これまで培ってきた無線通信技術を生かし、ミリ波通信の課題であるエリア拡大に貢献する中継器の開発に取り組んでまいりました。今回の受賞を励みに、今後も次世代の通信環境を支える技術開発に貢献してまいります。

 

 

(注)2024年12月16日 ニュースリリース:https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2024/002625.html