国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、イランの核関連施設への査察について、イラン側と専門家レベルで「初期段階の協議を始めた」と明らかにした。先週末にスイス中部ビュルゲンシュトックで実施し、査察方法や場所、頻度を今後詰めるとしている。
イラン査察を巡っては、米国はイランが受け入れを了承したと主張する一方、イランは否定している。グロッシ氏は覚書に「IAEAによる監督」が明記されていることに触れ「その合意を履行するにはIAEAが立ち入り、査察する必要がある」と強調。イラン側と協議を続け「できるだけ早く現地入りしたい」と述べた。開始時期については明言を避けた。
覚書は60日間で戦闘終結を目指すとしているが、IAEAによる査察は「もっと長期的なプロセスになる」との認識も示した。
イランは昨年6月に米イスラエルの攻撃を受けた後、査察を受け入れていない。(共同)











