【カイロ共同】イスラエルのネタニヤフ首相は27日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラが武装解除するまでレバノン領内に設置した「安全保障地帯」を維持すると主張した。ヒズボラが早期に武装解除する可能性は低く、イスラエル軍のレバノン駐留が長期化する可能性がある。
米国とイランが署名した戦闘終結の覚書にはレバノンを含む全ての戦線での軍事作戦終結が盛り込まれており、米イランの最終合意に向けた交渉に影響する恐れもある。
ネタニヤフ氏は米国、レバノン、イスラエルによる和平枠組み合意について、ヒズボラとイランにとって「大きな打撃だ」と強調した。
一方、ヒズボラの指導者カセム師は27日の声明で、合意について「恥ずべきものだ」と批判。イスラエル軍の「占領」を終わらせるため抵抗を続けると訴え、徹底抗戦の構えを示した。
レバノンの国営通信は27日、イスラエル軍がレバノン南部を攻撃し、1人が死亡したと報じた。レバノン保健省によると、イスラエルとヒズボラの交戦が再開した3月2日以降のレバノンの死者は4200人以上に達している。








