サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会は決勝トーナメントに突入する。日本は30日午前2時(日本時間)開始予定の1回戦でブラジルと対戦する。ブラジルでスポーツジャーナリストとして活動する大野美夏さん(岐阜県出身)が、日本サッカーと岐阜県サッカーの歩みについて本紙に寄稿した。
おおの・みか スポーツジャーナリスト。岐阜県出身。ブラジル在住34年。同国初の日本人女性スポーツジャーナリストとしてW杯などを取材。14歳のネイマールを日本に初紹介するなど現地に根ざした取材を続ける。岐阜県人会インターナショナルの副会長も務める。
◆日本はサッカー大国の道に
「日本対ブラジル! この組み合わせが来たか!」と胸がざわついた。
4年前のカタールW杯の際、私は岐阜新聞に「日本はサッカー大国、自信を持って!」と寄稿した。それから4年。いまや日本代表はドイツ、スペイン、イングランド、ブラジルを破り、メンバーの9割が海外組、欧州チャンピオンズリーグ(CL)常連クラブで日本人がプレーすることが日常となった。個の力が磨かれ、元来の組織力と融合した日本は、間違いなくサッカー大国への道を歩んでいる。
W杯での対戦は2006年ドイツ大会以来だが、決勝トーナメントでは初の顔合わせだ。これは日本が初めて「ノックアウトステージでの、本気のブラジル」と対戦することを意味する...









