防災減災や復興に関する学会などで構成する防災学術連携体が29日、本格的な夏の到来を控え、地球温暖化による危険性が増しているとした上で「今から熱中症への厳重な警戒が必要」とする市民向け提言を発表した。熱中症や異常気象に対し日頃からの備えをしてほしいと訴えた。

 東日本や西日本などでは、最も暑い時期は平年よりも気温が高い見通しと指摘。横堀将司日本医大教授は「熱中症は予防できる災害」とし、本格的に暑くなる前に数週間かけて暑さに体を慣らす「暑熱順化」や、エアコンの積極的な利用を呼びかけた。

 橋田俊彦横浜国立大客員教授は、2018年の西日本豪雨では直後に猛暑となり、熱中症が相次いだと説明した。