【ワシントン共同】米西部コロラド州で6月30日、11月の中間選挙に向けた連邦下院選の民主党予備選があった。主要メディアによると、第1選挙区で民主社会主義者のメラット・キロス氏(29)が約30年間議席を維持する穏健派の現職ダイアナ・デゲット下院議員(68)を破り、勝利した。全米で相次ぐ急進左派候補の躍進を象徴する事例として注目されている。
東部ニューヨーク州で6月に実施された民主党予備選では、ニューヨーク市の急進左派マムダニ市長が支援した3人の候補がいずれも勝利。ワシントンで次期市長候補を選ぶ6月の党予備選でも民主社会主義者を自称する候補が勝利した。
キロス氏はエチオピア出身で、生まれて間もなく米国に来た。弁護士で、ニューヨークの大手弁護士事務所で勤めた経験があり、現在は博士課程の大学院生。無名の新人だったが、急進左派の代表格で民主党系無所属のサンダース上院議員の支持を受けた。主流派に対する世代交代を掲げ有権者を引き付けた。
キロス氏の選挙区は民主党の牙城で、11月の本選勝利がほぼ確実視されている。






