【北京共同】中国が主導して世界の安全保障問題を議論する「世界平和フォーラム」の開幕式が3日、北京の清華大で開かれた。中国の韓正国家副主席は基調講演で米国第一主義を掲げるトランプ米政権を念頭に「中国は多国間主義の断固たる支持者だ」と主張した。
韓氏はウクライナ危機や米イスラエルとイランの戦闘に言及し、国際情勢は「リスクと課題が顕著となっている」と指摘。経済のグローバル化も逆風に直面していると述べた。
今年は中華人民共和国が1971年に国連での代表権を回復してから55年に当たると話し「中国は一貫して国連の中核的役割を守り、安全保障理事会常任理事国としての責務と使命を忠実に果たしてきた」と強調した。
今年11月に広東省深センで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を例に挙げ「各国と手を携え、世界の平和と安定に強力な推進力を与えていく」と訴えた。
フォーラムではパキスタンやヨルダンの元外相らが登壇し、中東情勢について意見を交わした。







