記者会見する広島県の横田美香知事=7日午前、広島県庁

 広島県の横田美香知事は7日の定例記者会見で、8月6日の「原爆の日」に広島市を訪問する予定の高市早苗首相に、原爆資料館視察を要望した。「世界で唯一戦争による被爆をした日本の首相として、被爆の実相を感じ、今後の安全保障政策に生かしてほしい」と述べた。

 昨年、当時の石破茂首相は平和記念式典に出席後、原爆資料館を視察した。横田氏は「核兵器は絶対使われてはならないと感じると思う」と話し、訪問を促した。

 政府の安全保障関連3文書改定に向けた日本維新の会の提言が、非核三原則見直しに触れたことについて「そうした議論がされること自体、被爆地として耐えがたい」と強調。政府に三原則の堅持を引き続き訴えていくとした。