国際オリンピック委員会(IOC)本部=スイス・ローザンヌ

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、ロシアの国際大会の参加を制限するよう国際競技連盟(IF)に求めていた勧告を、全面的に解除すると発表した。ロシア・オリンピック委員会(ROC)への資格停止処分も暫定的に解く。これまではウクライナ侵攻を理由に、個人資格の「中立選手」としての出場のみ認めるようIFに勧告していた。侵攻が続く中での決定は波紋を広げそうだ。

 フランス・アルプス地域で開催される2030年冬季五輪でノルディックスキー複合を除外することも発表。除外危機に立たされていたスノーボードのパラレル大回転は存続する。7日にオンラインで開いた理事会で決めた。

 スキーやスノーボードで整備されていない自然のままのコースを滑り降り、技術などを競う「フリーライド」、フィギュアスケートでシンクロナイズドスケーティングの9人制「シンクロ9」などを新たに実施することも決定した。

 ジャンプと距離を組み合わせた複合は、1924年シャモニー大会から実施され、日本勢も好成績を収めてきた。