岐阜県瑞浪市大湫町のリニア中央新幹線トンネル工事現場付近で井戸やため池の水位が低下した問題で、県弁護士会は8日、一連の被害は「住民の生活環境に大きな変動を迫り、応急的な対応だけでは解決しない」とする声明を発表した。その上でJR東海に対し、住民の意見を十分にくんだ対応をするよう求めた。

 他に大湫町では地盤沈下も確認され、同社は工事を中断している。

 声明では、同社が2024年に問題を公表してから2年以上経過しても水位が回復せず、沈下も進んでいると指摘。応急対策として上水道への切り替えや代替水源を確保しているものの、回復に向けた具体策をどうするのかなど解決すべき問題点が多いと訴えている。