東京地検特捜部に昨年まで所属していた男性検事(48)が、事件の容疑者として自身が取り調べた女性と不適切な関係を持った疑いがあるとして、最高検が調査を進めていることが8日、関係者への取材で分かった。不適切だったと認定されれば、検察への信頼が揺らぐのは必至だ。最高検は当事者から詳しい事情を聴くとともに、処分を検討する。検事は自民党派閥裏金事件で主任だった。
関係者によると、検事は特捜部所属時に、ある事件で女性の取り調べを担当。その後に私的に会うようになり、親密な関係に発展したという。
この事件で起訴された被告の公判で、捜査段階で作成された女性の調書が扱われたこともあった。検事は公判を担当していなかったが、公判開始前には私的な関係を持ち始めていたとされる。女性が検察側と特殊な関係を持った状態で証言台に立つ可能性もあり、公平性に疑義が生じかねない状況だった。
また特捜部が別事件で関係者を取り調べるためにホテルの一室を利用した際には、聴取終了後に女性を呼び、共に宿泊することもあったという。






