米アップルのロゴ=2025年4月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手アップルが企業秘密を盗まれたとして、対話型の生成人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIを米西部カリフォルニア州の連邦地裁に提訴したことが10日、分かった。米CNBCテレビが報じた。

 両社はチャットGPTをスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の基本ソフトに組み込むことで提携した。アップルは提訴に伴う提携への影響にはコメントしていないというが、今後の関係に影響が出る可能性もある。

 アップルは「オープンAIに雇用されている人物が、アップルの未発表の技術や工程、製品に関する機密情報を不正に持ち出したことを示す重大な証拠が浮上した」と主張。アップルの元幹部を含む退職者が関わっているとしている。オープンAIがAI開発で組織的にアップルの知的財産を不正取得したとして、損害賠償や技術の利用差し止めを求めている。

 オープンAIは2025年、アイフォーン開発に携わったジョニー・アイブ氏の新興企業を約65億ドル(約1兆500億円)で買収した。