【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシアの領内や支配地域への長距離攻撃を指揮する特別司令部を新たに創設すると発表した。ロシアの石油関連施設や軍事施設に対する無人機攻撃をさらに強化し、ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦争継続能力を奪う狙いがあるとしている。

 ロシアは攻撃の影響で燃料不足が生じ、ガソリン、航空燃料、ディーゼル燃料の輸出禁止を余儀なくされている。ゼレンスキー氏はロシアのプーチン大統領への圧力を高めることで和平交渉の席に着かせたい考え。

 特別司令部は長距離攻撃を担う情報機関の保安局(SBU)や無人システム部隊など複数の機関を調整、統括するとみられる。