福岡県議会の正副議長ポストを巡る現金授受疑惑で、元議長の吉松源昭県議らから支払先として名指しされた中尾正幸県議が14日、改めて記者会見し、吉松氏が現金を求められた際に録音したとする音声記録について大筋で認めつつ、金銭授受は重ねて否定した。「私の声紋なんだろう。会話もしたんだろう。でもお金の授受はない。記憶にない」と述べた。
中尾氏は1時間半に及んだ会見の冒頭「会話も含めて信ぴょう性に乏しい。今どきはAI(人工知能)で何とでもなる」として、捏造の可能性に言及。吉松氏が実際に現金1千万円を中尾氏らに渡したとする2019年10月16日の音声記録が残っていないと指摘し「受け渡しの音声がないなら、受け渡しの事実がなかったということだ」と強弁した。
だが、報道陣から繰り返し追及される中で説明を変遷させ、会話をしたこと自体は大筋で認めた。音声記録では中尾氏とされる人物が「大金やけん。管理しとかんとね」と発言しているが、これが何を指すのか問われると「分からない」と答えた。






