【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は14日、議会下院の金融委員会に出席し、就任後初の議会証言に臨む。事前配布された原稿によると、インフレ率の高止まりが継続することは容認しないと述べ、物価安定へ強い決意を示した。人工知能(AI)関連の企業投資が加速しているとして、インフレや雇用に及ぼす影響を注視するとの考えも明らかにした。

 FRBは1月以降の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置いて様子見姿勢を続けている。ただ、ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴うエネルギー価格高騰を受けて、FOMC参加者の間では、物価抑制のために利上げが必要になるとの見方が根強い。

 ウォーシュ氏は15日には議会上院の委員会でも証言する予定。FRB議長は半年に1回、上下両院で証言することになっている。