【モスクワ共同】ロシア極東・北極圏発展省は15日、ロシアが実効支配する北方領土・国後島でボトル入りのミネラル水の生産が始まり、初製品は2029年に流通開始予定だと発表した。極東・北極圏発展公社の支援を受け、民間投資額は5千万ルーブル(約1億400万円)で、投資家は20年間の税制優遇措置を受けるとしている。
事業は島の南部の水源を拠点に実施し、ロシア国内市場だけでなく輸出も想定しているという。
事業主体となる企業「クリーリスキエ・イストチニキ」のアラディン社長は「国後には比類ない透明度と独特の性質を持つ水源が豊富にある。その成分や味は高級料理のほか、上質なコーヒーや紅茶に理想的であることを発見した」と指摘。ロシアの高級レストランにミネラル水を供給予定で、極東の数店舗とは既に暫定合意していると説明した。
極東・北極圏発展省によると、クリール諸島(千島列島と北方領土)での事業に参画し、ロシア政府の税制優遇措置を受けている企業は現在69社で、投資総額は約189億ルーブルに上る。








