【ロンドン共同】英与党労働党は16日、スターマー首相の辞任表明に伴う党首選の立候補受け付けを締め切った。唯一立候補した前マンチェスター市長のバーナム下院議員(56)が17日に党首に選出され、20日にチャールズ国王の任命を受けて首相に就任する見通し。バーナム氏は党所属下院議員の9割以上の推薦を獲得した。
英国では政治的混乱や不祥事で短命政権が続き、バーナム氏は10年間で7人目の首相となる。二大政党の労働、保守両党は、反移民の新興ポピュリスト政党「リフォームUK」に支持率で差をつけられている。2029年までに行われる下院総選挙に向け、党勢の立て直しを図る。
バーナム氏は首相就任後、地方分権の推進のほか、水道や交通、エネルギーといったサービスの改革、防衛力の強化に取り組むと訴える。外交ではロシアが侵攻するウクライナへの支援を継続する方針を示している。
生活費高騰や政権内スキャンダルでスターマー氏の求心力が低下する中、バーナム氏は6月中旬の下院補選に当選した。




