ソフトバンクは22日、新聞社や出版社から記事の情報を預かり、生成人工知能(AI)向けのデータに加工する新たな情報基盤の運用を始めると正式に発表した。加工データをAI事業者に提供し、利用者の質問に対する回答の精度向上などに役立ててもらう。無断引用による著作権侵害や誤情報の拡散が社会問題となる中、権利を守りながら記事情報をAI開発に活用できる仕組みを整えた。
信濃毎日新聞社やデーリー東北新聞社といった地方紙と毎日新聞社、産経新聞社、共同通信社などが記事提供を表明した。使われた情報の対価を提供側に渡す。
ソフトバンクは22日に試作版を公開し、AI事業者からの利用申請の受け付けを始めた。半年程度かけ改良し、来年1月以降の正式版の実用化につなげる計画だ。
新聞社などのコンテンツ作成者が、ソフトバンクが管理する新基盤「Garan(ガラン)AI」に情報を預ける。ソフトバンクは原文への復元が困難な状態に情報を変換。さらにAIが参照しやすい形に加工してAI事業者に販売する。






