鹿児島県の種子島宇宙センターで行われた小型固体燃料ロケット「イプシロンS」のエンジン燃焼試験=23日午前(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の2段目エンジンの地上燃焼試験を鹿児島県の種子島宇宙センターで実施し、予定通り約2分間燃焼し終了した。開発を進めていた新型エンジンで爆発事故が続いたため、今回は実績のある旧型を基にしたエンジンを採用した。

 大型液体燃料ロケット「H3」と並ぶ日本の主力ロケットとして開発が進められているイプシロンSは、イプシロンの後継機。JAXAは2026年度中のイプシロンS実証機打ち上げを目指している。

 新型エンジン「E―21」は、23年と24年の燃焼試験で爆発した。今回の燃焼試験では、旧型エンジンの入手困難な原材料を代替品に置き換えた「M―35a」を、約130秒間燃焼させ、温度やひずみなどを計測する予定だった。