融資を巡って便宜を図った見返りに高級腕時計を受け取ったとして、日本政策金融公庫名古屋支店元職員の男(35)が収賄容疑で逮捕された事件で、愛知県警は25日、名古屋市中村区にある同支店を家宅捜索した。贈賄側とされる企業への融資の金額や時期が決まった詳しい経緯を調べる。
県警によると、逮捕された松田貴大容疑者=福岡市=は2014年に入社。21年3月から支店の課長代理として中小企業への貸付稟議書の作成を担っていた。同10月、担当する企業の代表の男性から900万円相当の腕時計を受け取ったとされる。
同支店から異動後の24年1月に休職、同7月に懲戒解雇となった。公庫は理由を私生活上の問題と説明している。





