24日、ニューヨークの国連本部で開かれたICC締約国会議の特別会合(共同)

 【ニューヨーク共同】国際刑事裁判所(ICC、赤根智子所長)の締約国会議は24日、ニューヨークの国連本部で特別会合を開き、女性職員への性加害疑惑で停職中のカーン主任検察官(56)を懲戒免職とすることを賛成多数で決定した。ICCで捜査を担う検察局トップの主任検察官が免職となるのは初めて。

 カーン氏は英国出身で、2021年6月に主任検察官に就任。ウクライナ侵攻でロシアのプーチン大統領、パレスチナ自治区ガザ情勢でイスラエルのネタニヤフ首相の逮捕状をそれぞれ請求。戦争犯罪追及の顔として活動してきた。性加害疑惑を全面的に否定したが、昨年5月から自主的に職務を停止していた。