【台北共同】台湾で11月28日の統一地方選に向けた与野党の舌戦が熱を帯び始めた。2028年総統選の前哨戦とされ、頼清徳総統が率いる民主進歩党(民進党)と最大野党国民党が対決する。国民党は今月25日に党大会を開き、鄭麗文主席(党首)が「28年には民進党を政権から引きずり降ろそう」と呼びかけた。
党大会では各選挙区の候補者が舞台に上がり「当選するぞ」と気勢を上げた。民進党も19日に党大会を開催。頼氏は24年の総統就任以降、高い経済成長率を実現しているとアピールした。
統一地方選では台北など主要6市を含む自治体の首長選を一斉実施する。国民党は地方選に強く、主要6市のうち4市の市長の座を占めている。
違いが際立つのが対中政策だ。頼氏は、台湾統一を迫る中国に対して防衛力を強化する戦略を進めてきた。党大会で「中国の脅威に共に立ち向かおう」と呼びかけた。
鄭氏は対話を通じ中国との関係を安定させる考え。「国民党でなければ台湾海峡の平和は確保できない」と訴えた。







