高市早苗首相は27日の衆院予算委員会集中審議で、経済財政運営の指針「骨太方針」を巡り「今後の予算編成に当たり、市場の信認確保に配意し、財政の持続可能性を確保する」と述べた。初めて「財政健全化」の文言を消した対応に絡み「通年の国債発行額などを具体化する」と強調。皇位継承策に関する政府の有識者会議設置には否定的見解を示した。

 骨太方針を受け、単年度主義の予算編成を改革し、経済成長を推進すると主張。「強い経済と財政の持続可能性をバランス良く実現する」とも訴えた。

 中道改革連合の階猛氏は、女性・女系天皇の是非を含む皇位継承策を議論する有識者会議を早急に設けるよう要求。首相は、秋篠宮家の長男悠仁さまの年齢や結婚を踏まえた上で議論を深めるべきだとした2021年の有識者会議の報告書に触れ「状況は変化していない。直ちに新たな会議を設置する考えはない」とした。

 報道各社の世論調査で内閣支持率が下落しているとの指摘に対し「原因は分からない。国民の気持ちとして参考にさせてもらう」と語った。