Xのロゴとイーロン・マスク氏(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】SNSのX(旧ツイッター)は27日、金融サービス「Xマネー」の提供を米国の18歳以上の有料会員向けに始めたと発表した。預金の複利効果も含めた利回りは最大年6%と、貯蓄口座の全米平均の「10倍以上」とアピール。アプリ上で決済や利用者同士の無料送金ができる。

 今後、米国以外の国・地域に展開するかどうかは明らかにしていない。

 Xを率いる実業家イーロン・マスク氏は、SNSや買い物などの機能を統合する「スーパーアプリ構想」を掲げている。

 銀行業務は提携するクロスリバー銀行が担い、預金は連邦預金保険公社の保護を受ける。預金者1人当たり25万ドルまで保護される。

 クレジットカード大手ビザと連携した専用デビットカードでの買い物では3%を還元する。

 ただ高水準の金利設定には、持続性や利用者保護の観点から議会で懸念の声が上がっている。

 日本でサービスを展開する場合、事業内容によっては銀行法に基づく免許取得が義務付けられる。法規制が参入の壁となる可能性がある。