水産庁は28日、サンマが今年の漁期(8〜12月)に、日本の漁船が操業する北海道沖から千葉県沖にかけての漁場に来遊する量の見通しを「昨年の水準を下回る」と発表した。大きさも小ぶりで、漁場は公海が中心になるとの見方を示した。昨年は親潮が想定より日本側に入り込んだことなどから漁獲量が増加したものの、近年の不漁傾向は変わらない見通しだ。
来遊量が低水準で、漁場が遠くなって漁のコストが膨らめば、サンマの価格が上がって「秋の味覚」が食卓から遠のく可能性がある。予想を手がけた国立研究開発法人水産研究・教育機構の担当者は「日本船にとっては非常に取りにくい年になる」と話した。
スーパーなどに並ぶ大きさのサンマの重さは100〜110グラム台が中心となる見通し。昨年の主体は110〜160グラム台だった。





