利用者の約4人に1人が事業所の変更を経験(厚生労働省調査) ――テキストだけでは伝わりにくい現場の空気感を動画で届け、ミスマッチのない事業所探しを支援
障害福祉事業所向け運営・経営支援サービス『knowbe』を運営する株式会社ノウビー(本社:東京都千代田区、代表取締役:岩田圭市、以下ノウビー)は、就労を希望する障害のある方が動画などから自分に合った就労支援事業所を探せる情報サイト『らきた』(https://knowbe.jp/rakita/)を、2026年7月28日(火)より提供開始します。
※就労支援事業所とは:障害者総合支援法に基づき、障害のある方に対して、就労に必要な訓練や就労機会の提供などを行う、就労系障害福祉サービス事業所のこと。
事業所選びで重要な「訓練・仕事の内容」や「事業所の雰囲気」といった現場の情報は、テキストだけでは伝わりにくいのが実情です。
一方で、いくつもの事業所に足を運んで見学や体験を繰り返すことは利用者にとって負担が大きく、ミスマッチにつながる一因となっていました。
『らきた』は、全国約2.9万か所(2026年7月時点)の就労支援事業所情報に加え、参画する事業所の支援風景や一日の流れなどを動画で紹介。
自宅にいながら現場の空気感まで分かるような事業所探しを目指していきます。

1. 『らきた』とは
『らきた』は「"はたらきたい"の一歩に寄り添う」をコンセプトに、就労を希望する障害のある方と、就労支援事業所の、より良い出会いの実現を目指す情報サイトです。
(https://knowbe.jp/rakita/)
WEBサイト上に、全国の就労支援事業所(約2.9万か所・2026年7月時点)の情報ならびに関連するお役立ち情報を掲載し、就労を希望する障害のある方やそのご家族・支援者が、無料で事業所の検索・検討・問い合わせを行うことができます。
「訓練・仕事の内容」や「事業所の雰囲気」を動画で紹介可能にするなど、テキストだけでは伝わりにくい現場の空気感まで届けることを特徴としています。
(サイトから問い合わせが可能な事業所・動画等の掲載事業所は順次拡大)

※画面は開発中のものです
2. サービス提供の背景
■ 働いている障害のある方が増加
日本では、何らかの障害のある方が国民のおよそ9.3%・約10人に1人を占めるとされており(※1)、そのうち企業で雇用される方は過去最高の70万4,610人(令和7年6月1日時点)にのぼります(※2)。
今年7月には企業の法定雇用率が2.5%から2.7%へと引き上げられたばかりであり、障害者就労を後押しする流れはさらに加速しています。
■ 就労支援サービスの利用者数・事業所数も拡大
こうした障害のある方の「はたらきたい」を支えているのが、就労支援事業所(障害者総合支援法に定められた就労系障害福祉サービス)です。
就労支援事業所の利用者数は、全国で64万9,653人(令和6年9月時点利用実人員)と前年から4万1,675人・6.9%増加しており(※3)、事業所数も、2万5,847事業所(令和6年10月時点)と前年から1,157事業所・4.7%増加しています(※3)。
就労支援サービスを利用する方も、その選択肢となる事業所も、ともに拡大しています。
■ 一方で、自分に合った事業所と出会う難しさも
厚生労働省の調査によると、現在の事業所に通う直前に別の就労支援事業所に通っていたと回答した利用者は25.1%にのぼり、約4人に1人がなんらかの理由で事業所の変更を経験しています(※4)。
ノウビーが利用者の方々からお話を伺ったところ、「仕事内容や対価の面でイメージと違った」「複数の事業所に見学に行くのは大変」という声が少なからずあり、事業所探しの時点で自分に合った場所を見つけられていないことも、変更の理由の一つとなっています。
また過去の業界団体等の調査では、就労継続支援A型事業所の50.0%(※5)、就労継続支援B型事業所の45.2%(※6)が定員割れの状態にあると報告されており、約半数の事業所が定員に達していません。
ノウビーが全国の事業所の業務支援を行う中でも、「利用者数が不足している」「利用者募集がうまくいかない」という声を数多くいただいてきました。
また、自事業所の支援の特徴と利用希望者のニーズが合わないまま問い合わせや見学に至り、双方にとって負担になっているという声が事業所からも上がっています。
■ 利用者・事業所双方に、より良い出会いを
こうした状況から、利用者と事業所のより良い出会いを実現する情報サイトが必要だと考え、『らきた』の開発に至りました。
3. サービス責任者のコメント
株式会社ノウビー 兒玉 敦史
「家族を安心させたい」「もう働くなんて無理だと思ってました」「ここでなら自分も」
私たちが、就労支援の現場で耳にしてきた言葉です。
就労支援 ――障害や病気を抱える人々の『はたらく』をサポートする、障害福祉サービス。
生活リズムを整える。スキルを身に着ける。お金を稼ぐ。
百人百様の想いを胸に、『はたらきたい』と一歩踏み出す方々がいます。
「こんなサービスがあるなんて知らなかった」「近くにこんな場所があったのなら」「最初からこんな仕事だったら」
同時に、私たちが耳にしてきた言葉です。
『はたらきたい』と一歩踏み出したとしても、想いを叶えるには自分に合った環境に巡り合う必要があるのが現実です。
そして、その難しさや不安の中、せっかくの一歩を引かざるをえなかった方々もいます。
日本全国でさまざまな就労支援事業所の業務支援を行ってきた私たちだからこそ、できることがあるのではないか。
一つ一つの事業所が異なる中で、一人一人に合ったサービスや事業所の情報をお届けする。
数字では表しきれない空気まで。文章では伝えきれない温度まで。
『はたらきたい』という一歩に寄り添い、想いを叶える助けになる。そんなサービスを作ります。
4. リリースのまとめ

5. 株式会社ノウビーについて
株式会社ノウビーは、2025年12月に株式会社リクルートから『knowbe』の事業譲渡を受け、「障害福祉サービスの運営・経営支援を通して、一人ひとりに最適な支援が行き届いた状態をつくる」をミッションに、『knowbe』『らきた』等のサービスの開発・運営をしています。
(https://knowbe.jp/company/)
■『knowbe』とは
『knowbe』は、2017年に株式会社リクルートの新規事業提案制度『Ring』から生まれた障害福祉サービス事業所に特化した運営・経営支援クラウドサービスです。
障害のある方の日常生活や社会生活を支援する障害福祉サービス事業所の運営に必要な、月次の国保連・利用者請求、日々の業務管理、各種の記録帳票作成、工賃計算などの業務効率化を支援しています。
事業所スタッフの方の業務負荷を減らし、本来の支援業務への注力や経営リスクの低減、人的資源の有効利用などを実現する目的でご利用をいただいています。
6. 本件に関するお問い合わせ先
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScKw-enT8MHjsDWjpxgrGLej7LLFu4heQGGA-SHejcywMn9QQ/viewform?usp=pp_url&entry.600258619=prtimes
(※1)内閣府「令和7年版障害者白書」(身体障害者423.0万人、知的障害者126.8万人、精神障害者603.0万人〈各推計値〉より)
(※2)厚生労働省「令和7年障害者雇用状況の集計結果」(令和7年12月公表)
(※3)事業所数は厚生労働省「令和6(2024)年社会福祉施設等調査の概況」表4(令和7年12月17日公表)、利用者数は同調査表6および「令和5(2023)年社会福祉施設等調査の概況」表6(令和6年12月18日公表)をもとに算出
(※4)厚生労働省「令和4年度障害者総合福祉推進事業 就労系障害福祉サービスの利用者の支援ニーズ等の実態把握等に関する調査」(株式会社インサイト、令和5年3月) p.47
(※5)NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会「就労継続支援A型事業所全国実態調査」(平成29年2月実施、有効回答942事業所)
(※6)日本財団「就労支援B型事業所に対するアンケート調査報告書」(平成29年12月実施、有効回答3,717事業所)
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