教育現場で新聞を活用する「NIE(教育に新聞を)」の実践報告をする第31回NIE全国大会が30日、広島市で2日間の日程で始まった。日本新聞協会の中村史郎会長は開会式で、偽情報の氾濫など、子どもたちを取り巻く情報環境に懸念を示し「取材を尽くした信頼性の高いニュースを起点に、リテラシーを高めてほしい」と述べた。

 パネル討議では、平和な未来を育むために子どもたちとニュースをどうつなぐかをテーマに話し合った。ノートルダム清心中(広島市)1年の山田弥栄子さんは、空爆を受けたイランの市民を取材した新聞記事を紹介。「自分の世界とつながっていると感じた」とし、学校でもニュースと接する時間を設けてはどうかと提案した。