被爆体験を次世代へ継承するための方策を考えるシンポジウムが1日、広島市で開かれた。登壇した被爆者で2001年から証言活動をする梶本淑子さん(95)は活動開始当初、泣きながら自分の話をメモしたり、顔を見ながらうなずいて聞いてくれたりした小学生がおり「自分にもできるのかなと思った」と振り返った。

 一方で、若い世代には戦中の価値観や生活様式などが伝わりづらいという。若者には「自分の得意なもので、皆さんの平和に対する思いを次の世代に伝えてほしい」と訴えた。

 広島高校生平和ゼミナール世話人の大亀信行さん(74)は、高校生が被爆者と対話しながら、被爆者の歩みを一緒に一枚の絵として仕上げる取り組みについて話した。