【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの和平計画を巡り、トランプ米大統領が合意を発表したイスラム組織ハマスの武装解除について、ガザ住民は1日、実現に懐疑的な声を上げた。ある男性は共同通信ガザ通信員の取材に対し「武装闘争こそがハマスだ。簡単には進まない」と指摘。「イスラエルはほかにも要求を強めるだろう」と不信感を示す人もいた。
「ハマスは武器の一部を引き渡すかもしれないが、大部分は隠すのではないか」。ガザ中部デールバラハに暮らすユニス・ナサルさん(75)が推測した。ナサルさんは「ハマスにとって武装解除はアイデンティティーを失うことになる」と話し、実現困難だと話した。
イスラエル軍は現在、ガザの6割以上を支配する。散発的に攻撃を続行しており、ガザ保健当局によると7月に152人が攻撃で死亡した。月別の死者数では今年最多で、うち子どもが21人、女性は14人だった。
ハマスは、イスラエル軍が攻撃などを停止しガザから完全撤収すれば武装解除に応じる意向を表明。イスラエルはハマスの武装解除が先だと反発しているとされる。





