イタリアのタヤーニ外相は、中国軍が活動を拡大しているインド太平洋地域で「イタリアの存在感を高めたい」とし、安全保障面で日本との連携強化に意欲を示した。イタリアは日本への軍艦艇や航空機の派遣を続けており、9月に哨戒艦が神奈川県横須賀市に寄港すると明らかにした。4日までに共同通信の書面インタビューに応じた。
イタリアは2024年に空母カブールを初めて日本に派遣するなど、インド太平洋地域での「航行の自由」確保に積極的。タヤーニ氏は国際社会やイタリアにとって地域の「戦略的重要性が増している」とし、中国を念頭に台湾海峡や東・南シナ海での「武力や威圧による現状変更の試みに反対する」と表明した。
日伊英3カ国で進める次期戦闘機開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」には7月、カナダのオブザーバー参加が発表された。タヤーニ氏はドイツなど新たなパートナーの参画にも前向きな考えを示した一方、計画の進捗や運営に影響を与えないことが前提だとした。(共同)






