人事院は12日、国家公務員一般職(大卒程度)の2026年度の採用試験に8425人が合格したと発表した。このうち土木や機械、デジタルなど「技術系」の合格者数は、採用予定数を3年連続で下回った。技術系は人材が不足し、獲得競争が激化する中、民間企業との待遇差が影響しているとみられる。
一般職の採用試験は技術系を含めて3区分ある。区分別の合格者数は、一般事務を担う「行政」5618人、法律などの専門試験を課さずに企画立案力を問う「教養」1627人、インフラ整備などを担う技術系1180人。人事院の担当者は「技術系の採用は危機的な状況にあり、人材確保策の検討を続ける」と話した。
一般職全体の申込者数は25年度比3・9%増の2万6429人で、2年連続の増加。倍率は25年度の2・9倍より改善して3・1倍だった。
技術系の申込者数は2877人。現行の試験体系になった12年度以降で最も少なかった。採用予定数は1579人で、倍率は25年度と同じ2・4倍だった。





