千葉市の中心部では14日朝、雨脚がようやく収まったものの、路上には冠水で動けなくなった多くの車が取り残されていた。タクシーやバスを待つ長蛇の列ができたJR千葉駅には、お盆の時期ということもあり、一夜を明かした家族連れの姿も。帰宅困難者向けに開放された千葉県庁では約1800人が疲れた表情を浮かべた。
朝になっても多くの路線で運休が続いた千葉駅では、座り込んだ人や寝転んだ人がアナウンスに耳を傾けた。成田市の鈴木正洋さん(50)は妻と子ども2人と東京に出かけた帰りで足止めに。
一時避難所も案内されたが「子どももいるし、雨もすごかったので」と駅で過ごした。「初めての経験。風が通って涼しかったが、暑かったら子どもが体調を崩したかもしれず、怖い」と振り返った。
県庁では妊婦や子どもら10人前後が体調を崩したが、看護師が問診し、救急搬送など重篤な事態に至った人はいなかった。
県庁前で立ち尽くしていた千葉市中央区の会社員デミルヂ麗さん(24)は都内の勤め先から電車やバスを乗り継いで13日午後10時台に着いた。





