【ロンドン共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と世界食糧計画(WFP)は14日、深刻な資金不足により南スーダンにいる難民や難民申請者計65万人以上への食料支援を続けられなくなる恐れがあると表明した。緊急の資金援助がなければ最も助けを必要とする24万人への支援が9月で終了するとし、各国に協力を呼びかけた。
UNHCRとWFPは資金不足の原因を明らかにしていない。米国は国連機関への主要な資金拠出国となってきたが、米国第一主義を掲げるトランプ政権は拠出金の見直しを進めている。ロイター通信は7月、米政権がUNHCRからの脱退を検討していると報じた。
WFPは緊急の難民支援に3700万ドル(約59億円)が必要だとした上で、今年の残り期間全体では2億5800万ドルの資金が不足していると訴えた。UNHCRは難民ら約400万人の支援を維持するため、今年必要な資金2億8600万ドルのうち、28%しか確保できていないと説明した。




