名鉄広見線の新可児―御嵩間の廃止が2028年度末に決まったのを受け、岐阜県可児郡御嵩町の新たな公共交通体系を住民とともに考える「リスタートプロジェクトミーティング」が、同町中の中公民館で開かれた。人口減少社会で活気あるまちづくりに向けた公共交通の未来図を描こうと、活発な意見が交わされた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」町民約50人が参加。冒頭、渡辺幸伸町長は廃止の決断に至った経緯や理由を述べ、「苦渋の決断だった。未来に向けて議論を新たにスタートさせる場となってほしい」と述べた。
名城大情報工学部非常勤講師の加藤武志さんを進行役に「日常生活」「通勤通学」「町内移動」「つなぐ交通」「未来交通」の五つを切り口に、「暮らしやすい町に必要な公共交通とは?」をテーマとして、現状や廃止後に考えられる公共交通の課題や、その解決に向けた方策を話し合った。
線路を活用したデュアル・モード・ビークル(DMV)導入のほか、他市町バスとの乗り継ぎ拠点整備、町民の交流拠点となる駅跡地の活用策、名古屋方面や新可児駅だけでなく、多治見駅や土岐市駅に向けた直通バスの運行を求める声など、多様な提案があった。
町は27年度中に新たな公共交通の計画骨格を示したいとする意向を示した。
(中村芳紀)










