郡上市八幡町で13~16日に行われた郡上おどり(国重要無形民俗文化財)の徹夜おどりは4日間で14万5千人が訪れ、熱狂的な踊りファン「踊り助平」が高らかに下駄(げた)の音を響かせた。郡上支局に赴任し初の徹夜おどりに臨んだ記者も取材のペンをいったん置き、踊りの輪に加わってみた。郡上八幡の一番長くて暑い夏を体験すると、踊りの深い世界の一面が見えてきた。
◎受け入れ工夫
開幕約1時間前の13日午後7時ごろ、既に待ちわびた踊り助平の人だかり。一方、道路に目を向けると車の流れはスムーズだった。郡上おどり運営委員会が駐車場情報などをカーナビに届ける「VICSセンター」と連携し渋滞緩和対策を進めたことが背景にあったようだ。東海北陸自動車道郡上八幡インターチェンジ付近には郡上署がサインカーを配備し、車の流れは円滑。過去には約2キロの移動に約1時間かかる渋滞も発生していたというが、運営委事務局長を務める市観光課の三島宏治課長は「安心感を持って郡上おどりに来てもらえる体制ができた」と手応えを示す。
◎課題曲に挑戦
郡上おどりには保存会員が審査する時間があり、認められると免許皆伝の木札が渡されて免許状に交換できる。14日の課題曲は「春駒」。踊っていると...









