30センチ程度に成長した「3倍体鮎」の剝製(上)と通常の県産鮎(県提供)
県が実用化に取り組む「3倍体鮎」の稚魚=24日午後、県庁

 岐阜県は、養殖用の大型鮎の実用化に向け、養殖場での飼育実証に乗り出す。県水産研究所が通常2組の染色体を人工的に1組増やした「3倍体鮎」の種苗を供給。切り身や刺し身に適した30センチを超える大型鮎の飼育データを収集し、近い将来に安定生産を目指す。鮎の塩焼きなど1匹丸ごと食べるのに抵抗感のあるインバウンド(訪日客)向けの需要を掘り起こすとともに、ご当地鮎としての展開を視野に入れる。

 3倍体の技術は、...