筑波大、弘前大などの研究チームは、思春期の子どもを対象に、社会的孤立や孤独の予防を目標とする心理教育プログラムを開発した。1人の時間を充実させ、成長につなげるなど「ひとりぼっち」のポジティブな側面を捉えられるように工夫。中学生に実施すると、抑うつ傾向が改善し、周囲に助けを求める力にも良い変化が見られたという。
プログラムは「ひとりぼっちでも前向きな考え方ができ、いざとなったら助けを求められる教育」で「e―BOCCHI」と名付けた。
(1)ひとりぼっちの考え方や捉え方を学ぶ(2)緩やかな人間関係の大切さ、つくり方を学ぶ(3)1人の楽しい過ごし方、SOSの出し方を学ぶ―。全3回、各50分の授業を想定している。動画やロールプレーを取り入れ、中学生が理解しやすいようにした。
プログラムは2023年から茨城県や埼玉県などの中学校で実施。効果を継続的に調査する予定で、27年度をめどにウェブ上で公開し、全国で活用してもらう考えだ。




