記者会見するJA全中の神農佳人会長=3日午後、東京・大手町

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の神農佳人会長は3日の定例記者会見で、2025年に放出した備蓄米を21万トン買い戻す政府方針に一定の評価を示した。その上で「今後の買い戻しの対応や手続きについて早急に手当てを進めていただきたい」と訴えた。

 政府備蓄米の適正水準は100万トンとされるが、今回の買い戻し後も備蓄量は59万トンにとどまる見通し。「引き続き100万トンへの速やかな回復に向け、早期の対応が必要だ」と強調した。

 買い戻しによる市場への影響については、需要に対してコメは十分にあるとして「需給逼迫や価格の上昇は想定できない」と説明した。