「家具を買った後に固定」から「家具を設計する段階から安全を考える」へ
住宅防災の盲点、「家具の転倒」 49.6%が不安を感じる一方、52.0%が地震対策できず ――「家具を買った後に固定」から「家具を設計する段階から安全を考える」へ――
地震対策というと建物の耐震化に目が向きがちですが、実際に人が暮らす室内には、食器棚や本棚など大きな家具があります。「家具を買った後に固定」するのではなく、「家具を設計する段階から地震への備えを組み込む」――。8,000件以上のオーダー家具を手掛けてきた株式会社エストレージ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:矢島克記)は、家具を住宅の安全設計の一部として捉え直すことを提案します。
地震への不安を感じながら、家具の対策ができていない人が半数以上――。
当社と株式会社NEXER Groupが全国500名を対象に実施した「地震時に不安な家具・収納に関する調査」では、地震時に最も不安なこととして「家具が倒れてくる」と回答した人が49.6%にのぼりました。
一方、自宅の家具・収納について、「特に対策していない」「対策したいができていない」と回答した人は合わせて52.0%。さらに、地震時に最も不安に感じる家具・収納は「食器棚・カップボード」が1位となりました。
「家具が倒れてくる」ことを不安に感じる人が約半数いる一方、家具・収納の地震対策は十分に進んでいません。
なぜ、家具の地震対策は後回しになりやすいのでしょうか。
家具の地震対策というと、購入後に転倒防止器具などで固定する方法が一般的です。しかし、家具の大きさや設置場所、壁との関係などによって、必要となる対策は異なります。
当社は、家具を「買った後に固定するもの」だけではなく、設計・施工の段階から地震時の安全性を考えるものとして捉えています。住まいの間取りや壁、天井までの高さなどに合わせて家具を設計し、転倒リスクを低減するための構造や施工方法を検討してきました。
本リリースでは、今回の調査結果とともに、実際のオーダー家具における地震対策や、実験による検証事例を紹介します。
【実際に揺らして検証】大学研究機関との耐震実験
実験時参考動画 https://youtu.be/-bU9eHdmYQ8
【家具の検討段階で考慮すべき地震対策】
・必要に応じて、壁面・下地へ確実に固定
・耐震ラッチや飛散防止フィルム、ソフトクローズ機能などによる収納物の飛散防止
瞬時に扉をロックする 飛散防止フィルムを採用した 飛散防止の効果もある
耐震ラッチ ガラス扉 ソフトクローズ機能
調査名: 地震時に不安な家具・収納に関する調査
調査主体: 株式会社NEXER Group・オーダー家具専門メーカー「収納ラボ」
調査期間: 2026年7月27日~7月31日
調査対象: 全国の男女
有効回答数: 500名
調査方法: インターネットアンケート
※本リリースで紹介している調査結果は、株式会社NEXER Groupと収納ラボが共同で実施した調査に基づくものです。
■質問内容:
質問1:地震が発生した際、最も不安に感じる家具・収納を教えてください。
質問2:その家具・収納について、最も不安に感じることは何ですか。
質問3:ご自宅の家具・収納について、地震対策をしていますか。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
【調査から見えた、家具と地震をめぐる3つの現実】
今回の調査から、家具と地震について、次のような実態が明らかになりました。
01|約2人に1人が「家具が倒れてくる」ことを不安視
地震が起きた際に不安に感じることを尋ねたところ、「家具が倒れてくる」が49.6%で最も多い回答となりました。
地震への備えというと、非常食や飲料水、避難用品などを思い浮かべる人も多い一方、日常的に使っている家具そのものが、地震発生時には危険につながる可能性があります。
質問1:地震が発生した際、最も不安に感じる家具・収納を教えてください。
02|52.0%が家具・収納の地震対策を「できていない」「十分対策している」は、わずか7%。
自宅の家具・収納について地震対策をしているか尋ねたところ、「特に対策していない」「対策したいができていない」と回答した人は合わせ52.0%となりました。
つまり、家具への不安を感じている人がいる一方で、その不安を具体的な対策につなげられていない人も多いということです。
収納ラボは、この「不安」と「対策」の間にあるギャップに、家具メーカーとして向き合う必要があると考えています。
質問2:その家具・収納について、最も不安に感じることは何ですか。
03|最も不安な家具は「食器棚・カップボード」
地震時に不安に感じる家具・収納については、「食器棚・カップボード」が
最も多い結果となりました。
食器棚やカップボードには、食器や調理器具など、重量のあるものを
収納するケースも少なくありません。また、キッチンは家族が日常的に使う場所であると同時に、家具や収納が集中する空間でもあります。
だからこそ、収納ラボは「収納量」や「デザイン」だけではなく、家具その
ものの安全性や設置方法についても考えることが重要だと考えています。
家具は「収納するもの」だけではなく、「安全に暮らすためのもの」という
視点も収納ラボがオーダー家具をつくるうえで、何より大切にしていること。
それは、その家具を使う人が安心して暮らせることです。家具は、毎日使うもの。本を収納する。食器を仕舞う。洋服を片付ける。家族が集まるリビングにはTVボード。普段は暮らしを便利にしてくれる家具ですが、地震が発生した瞬間には、固定されていない家具はとても危険です。
だからこそ収納ラボでは、
「この家具はどこに設置するのか」
「誰が、どのように使うのか」
「どんなものを収納するのか」
「地震が起きたときに、家具が転倒する可能性があるのか」
という視点も含めて家具を考えることが大切だと考えています。
質問3:ご自宅の家具・収納について、地震対策をしていますか。
【安心な暮らしを届ける家具事例】
■事例1|家具を「置く」のではなく、壁面に固定された安全な収納で、
安心して暮らせる住まいをつくる。
リビングに設置する壁面収納では、テレビやAV機器、書籍、日用品など、さまざまなものを一つの家具にまとめて収納するケースがあります。
収納ラボでは、部屋の寸法や壁面の状況、収納するもの、使用する人の動線などを確認しながら、住まいに合わせて家具を設計します。家具を「置く」のではなく、住空間に合わせて設計された家具そのものを壁面に固定する。そのために、壁面の状態を調査し確実に固定できる方法を検討し、最適な方法で設置をします。
こうした考え方は、収納力や空間の有効活用に加え、住環境の安全性を考えるうえでも重要になります。
※施工条件・建物の構造等によって適切な施工方法は異なります。
[お客様の声]
既製品の壁面収納を検討していた際、気になっていたのが地震時の転倒リスクでした。子供もいるので安全性には妥協したくないと考えていました。
収納ラボは壁へ直接固定する耐震施工が可能で、転倒の不安が大きく軽減。天井高を活かした設計に加え、大きな揺れを感知すると扉が自動でロックされる耐震ラッチも安心材料でした。
収納力やデザイン性だけでなく、“家族を守る家具”という安心感を得られたことが何より満足しています。
事例URL https://www.estorage.co.jp/case/11788/
■ 代表コメント (代表取締役社長 矢島 克記)
「地震そのものを止めることはできませんが、家具の転倒は防ぐことができます。室内の安全対策は後回しにされがちですが、命を守るためには、まず家の中を安全にすることが大切です。家具固定を“特別な対策”ではなく、“当たり前の備え”として広げていきたいと考えています。」
■ 会社概要
オーダー家具ブランド「収納ラボ」を運営する株式会社エストレージ(本社:愛知県名古屋市)は、2007年に創業したオーダー家具メーカーです。
「収納で、生活は変わる。その感動を全ての人に。」を掲げ、日本人の約8割※(当社調べ)が抱える“収納の悩み”を当社のオーダー家具で解決していきたいと事業を展開しています。
多様化するライフスタイルや住空間のニーズに対応し、お客様一人ひとりの暮らしに合わせた機能的でデザイン性の高いオーダー収納家具の提案を行っています。また、家具の設置環境に応じた構造設計を徹底し、地震時にも安心・安全な固定構造を採用することで、長く快適に使える住まいづくりをサポート。プランニング・設計・製造・施工・アフターサービスまでを自社一貫体制で行い、これまでに8,000件以上のオーダー家具を手掛けてきました。
銀座・横浜・名古屋にショールームを展開し、岐阜県美濃加茂市の自社工場では最新設備と熟練職人の技を融合したDX生産体制を推進しています。
2020年には経済産業省中小企業庁より「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出されました。
□創 業:2007年 代表者:代表取締役 矢島 克記
□資本金:4,500万円
□事 業:家具、什器、インテリアプロダクトデザイン・設計・製造及び販売 内装、リフォーム、リノベーションの
企画・設計及び監理
□本社所在地:名古屋市千種区井上町69 エトワール・ヴィル2階
「収納ラボ」ホームページURL:https://www.estorage.co.jp/


















