【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは4日、トランプ大統領が今月中旬に予定しているとされるアイルランド訪問の際に、安全保障上の懸念が浮上している新たな大統領専用機に搭乗する見通しだと伝えた。防御機能強化のための改修がされていない状態での利用となる。

 新たな機体はカタールから譲り受けたもので、対ミサイル能力など旧型機に搭載されている防御機能を備えていないと報じられている。トランプ氏は7月のトルコ訪問時、往路でこの機体を利用したが、イランに関する脅威情報を受け、帰路の一部の区間について別の軍用機に乗り換えた経緯がある。

 トランプ氏は4日、ホワイトハウスで記者団に、10月に改修を始めるとし、完了までに「約60日かかる」と述べた。レビット前大統領報道官は7月、今秋に改修を実施し「完了に約1カ月かかり、その間は旧型機を利用する」と説明していた。

 AP通信などによると、トランプ氏は9月12、13日にアイルランドを訪問し、所有するゴルフ場で開催される欧州ツアーの試合を観戦する。