国連欧州本部への訪問を終え、開かれた高校生平和大使の帰国報告会=5日午前、東京都千代田区

 スイス・ジュネーブを訪問し、国連欧州本部に反核署名を提出した「高校生平和大使」が5日、東京都内で帰国報告会を開いた。被爆4世で福山暁の星女子高(広島)2年の岡田百加さん(16)は「スピーチや対話で、おのおのが平和への思いを届け、真剣に耳を傾けてもらえた」とあいさつし、平和の実現を目指す活動を続けると誓った。

 平和大使は19都道府県から選ばれた22人。国際機関の幹部や現地の学生と交流し、若年層の平和問題に対する関心の低さが共通の課題だと実感したという。会津若松ザベリオ学園高(福島)2年の大森奈央佳さん(16)は「ただ1人でも平和を考える人が増えれば、発信に意味はある」と述べた。