アデランス子会社「ライツフォル」が不適切と認めた「ヤフー知恵袋」への投稿

 アデランス子会社「ライツフォル」(東京)が2019年に広告会社に報酬を支払い、広告と明記せず自社商品を紹介する文章などをインターネットに投稿するよう依頼していたことが7日、分かった。こうした宣伝手法は「ステルスマーケティング(ステマ)」と呼ばれており、ライツフォルは「現在のコンプライアンスに照らすと適切ではなかった」として、削除する方針を明らかにした。近く、再発防止策を公表する。

 宣伝であることが消費者に明確に伝わらないような広告表示は、23年10月から規制された。消費者庁によると、規制前の投稿でも現在も閲覧可能ならば、ステマを依頼した事業者はできる限り投稿の修正、または削除を試みなければならないという。

 ライツフォルによると、東京都のネット広告会社の提案を受け19年6月、宣伝の一環として月15万円でネット上の「ヤフー知恵袋」への投稿を依頼。広告会社は「薄毛に悩んでいる」といった質問を投稿し、別のアカウントから第三者を装ってライツフォルのかつらなどを勧める回答をした。