千葉豪雨など一連の大雨により、排水できない雨が市街地にあふれる「内水氾濫」の被害が相次いだことを受け、政府が検討する被害防止策の論点案が10日、判明した。道路のアンダーパスへの車両進入や避難の遅れを防ぐことが柱。政府は11日に有識者らでつくる検討会の初会合を開き、具体策の議論を始める。
浸水を防ぐ取り組みとして、雨水を流す下水道関連施設の整備の進め方などを協議する。仮に内水氾濫を防げない場合でも、浸水の程度を軽減することを目指す。
地域全体の対策では、一連の大雨によりアンダーパスで車が水没して犠牲者が出たことなどから、運転手に危険を分かりやすく伝える方法を検討。放置せざるを得なくなった被災車両の置き場となる空き地を、平時のうちに確保することも議題とする。
千葉豪雨の被災地では、自治体が作成した浸水想定区域外でも被害が生じた。これを受け、区域作成時のシミュレーションに用いる降雨量や地形データに見直す点がないかどうかを検討する。
交通機関の運休に伴う帰宅困難者が多数発生した点も取り上げる。








