10日、ペルー・リマで握手するルビオ米国務長官(右)とフジモリ大統領(AP=共同)

 【サンパウロ共同】南米ペルーのフジモリ大統領は10日、首都リマを訪問したルビオ米国務長官と会談し、犯罪組織対策や貿易など経済分野で協力を強化する方針を確認した。フジモリ氏は会談後の記者会見で「ペルーと米国の関係は新たな時代を迎える」と述べ、関係深化に期待を示した。

 ペルーでは犯罪組織が金銭目当てでバスを襲撃したり、商店にみかじめ料を要求したりする事件が多発。7月に大統領に就任したフジモリ氏にとって治安回復が課題で、就任後間もなく麻薬犯罪組織の壊滅を目指す米国主導の軍事連合への参加を表明した。フジモリ氏は「迅速に情報を得て、断固とした行動を取ることを可能にする」と連合参加の意義を強調した。