青森県大間町議会の特別委員会で陳謝する電源開発の加藤英彰社長(右)=11日午前

 電源開発(Jパワー)が青森県大間町で建設中の大間原発について、同社は11日、今秋にも提示するとしていた安全対策工事の開始時期を現時点で示せなくなったと、町議会の特別委員会で説明した。加藤英彰社長は「工事が大規模で工程の精査に時間が必要と判断した。深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 審査の長期化などで達成が難しくなっている2030年度の運転開始目標については「何年ごろと自信を持ってお伝えできる状況にない」と述べた。

 大間原発は、使用済み核燃料を再処理、加工したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料だけで運転できる世界初の商業用原子炉。08年に建設を始めた。