【カイロ共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は11日、イエメン沖バベルマンデブ海峡にある要衝の島を掌握した。中東メディアなどが伝えた。フーシ派はイエメンの紅海沿岸全域を掌握。封鎖状態のホルムズ海峡に代わる原油輸送路のバベルマンデブ海峡周辺を掌握したことで、フーシ派の影響力拡大は必至。海上輸送がさらに不安定になり、原油を中東に依存する日本への影響も懸念される。中東情勢の緊張を受けて原油価格は急騰した。
中東メディアによると、フーシ派は紅海沿岸の要衝の港湾都市、南西部モカなども制圧した。
バベルマンデブ海峡は紅海とアデン湾を結び、サウジアラビア産原油の輸送ルートとして重要性が高まっている。10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は米国産標準油種の10月渡しが前日比6・43ドル高の1バレル=102・48ドルで取引を終えた。終値としては約4カ月ぶりの高値。
フーシ派の報道官は10日、紅海やバベルマンデブ海峡での船舶航行について「安全は維持されており、国際社会が懸念する必要はない」とXに投稿した。









